糖尿病性網膜症とは?

 糖尿病が進行すると起きる3大合併症の1つがこの糖尿病性網膜症です。

 病院嫌いで糖尿病を無治療だったなど、血糖値が高い期間が長くなると血管がボロボロになっていきます。

糖尿病

 全身の血管がボロボロになるのですが、特に目の毛細血管が詰まったり、破れたりすると視力障害を起こすのです。これが糖尿病性網膜症です。

糖尿病性網膜症とルテイン

 慶應義塾大学医学部の眼科の医師たちの発表によると、糖尿病網膜症の網膜神経障害をルテインが予防する可能性があるとの発表を出しています(詳しくはこちら)。

 まだ、マウスによる実験段階であるので、ヒトで同じだけの効果が出るのかどうかは不明ですが、ルテインが予防する可能性が出てきているわけです。

実験マウス

 ただ、進行しきった糖尿病性網膜症に対しての効果ではなく、あくまでも初期の段階での摂取をオススメしているものになります。

 また、大事なことは糖尿病の治療と血糖コントロールです。糖尿病を無治療で、ルテインサプリだけを摂取しても何の意味もないということは覚えておいてください。

網膜症が進むと視力は戻らない

 糖尿病性網膜症の怖いところは、糖尿病と同じく自覚症状が少ないというところ。本人が気付かない内に視力が低下していくのです。

 そして、最終的に視力障害がはっきりとあらわれてから気がつくのですが、そうなってからでは進行していることが多く、視力が回復することは難しくなっていることがほとんどなのです。

視力検査

 また、症状に気がつくほど進行してからその後の方が進行速度が早くなっていて、雪だるま式に視力が悪化していくことが知られています。

 悪化しきってしまうといくら名医といえど、視力を完全に回復させることはできないのです。

 ルテインでどこまで網膜症に対して効果があるのかは未知数ですが、ルテイン摂取を始めるのであれば、少しでも早いタイミングで始めたいと言い換えることができるかと思います。

さくらの森のめなり

めなりのここが良い!

  1. ルテイン12㎎配合(重要)
  2. ゼアキサンチン2.4mg配合(重要)
  3. ビタミン類も6種類配合(重要)
  4. βカロテン配合が残念なところ


ルテイン ゼアキサンチン ビタミン類 βカロテン
12mg
◎
2.4mg
◎
6種
〇
あり
△
めなりのここをチェック!

 ルテインが12㎎、ゼアキサンチンは2.4mg、ビタミン類は6種類配合で3ポイントはクリアしているルテインサプリです。ただ、βカロテンが配合されているので、喫煙している方は2位のリフレがオススメになります。

 ただ、亜鉛やDHAなど、目の健康成分として次に注目されている成分が含まれているので、要チェックのルテインサプリではあると思います(大規模研究でも結論は出ていない成分です)。



リフレのブルーベリー&ルテイン

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ブルーベリー&ルテインのここが良い!

  1. ルテイン10㎎配合(重要)
  2. ゼアキサンチン配合(量不明)
  3. ビタミン類も7種類配合(重要)
  4. βカロテンは含まれていない(重要)


ルテイン ゼアキサンチン ビタミン類 βカロテン
6mg
〇
量不明
〇
7種
◎
なし
◎
ブルーベリー&ルテインのここをチェック!

 ルテインが6㎎、ゼアキサンチンは量が不明ですが、含まれています。ビタミン類は7種類配合でβカロテンの配合は記載されておりません。

 1日推奨量は1日1粒ですが、AREDSやAREDSの研究結果を踏まえると1日2粒くらいの方がルテイン量的には良いかもしれないルテインサプリですね。



ルテインサプリをもっと知りたい

 もっとルテインサプリに関して知りたいという方はTOPページの方が詳しく解説していますので、ルテインサプリの選び方もチェックしてみてください。

糖尿病性網膜症はなぜ起こる?

 ではなぜ糖尿病性網膜症は起こるのでしょうか?糖尿病になると血糖値が高くなるのは知ってるかと思いますが、血液中に糖分があると血液がドロドロになり粘着性が強く、血管を内側から削ってしまうようなイメージでボロボロになっていくのです。

血管がボロボロ

 血管はだんだんもろくなり、狭くなったりして詰まりやすくなるなどし、体全体の血管にいろいろなトラブルを起こすようになります。

 目の血管にトラブルが起こると、眼底出血や硝子体出血を起こし、これが糖尿病性網膜症(視力障害)につながるというわけです。

糖尿病になると網膜症に必ずなる?

 糖尿病になっても、必ず網膜症になるわけではありません。ただし糖尿病である期間が長ければ長いほど網膜症が進行するということは確実です。

カルテのデータ

 ちょっとウロ覚えのデータで申し訳ないのですが、

  • 10~15年糖尿病の人:約20~25%が網膜症の兆候
  • 15年以上糖尿病の人:約50~60%が網膜症の兆候

 と、明らかに糖尿病歴が長い人の方が網膜症の兆候が多く現れるとのデータもあります。また、10年以上糖尿病で網膜症の兆候が見られる人の3%程度に失明に繋がる可能性のある兆候があるということが分かっています。

 しかし、糖尿病を内服薬やインスリンなどでしっかりと血糖コントロールができているのであれば、ここまで高い数値を示すことはありません。実際に糖尿病の患者さんでも血糖コントロールがうまくできている方は視力低下を伴っていないからです。

そもそも糖尿病とは?

 糖尿病のことを全く知らないっという人はかなり少ないかと思いますが、最後に簡単に説明をしておきます。

 糖尿病は大きく分けると2種類(Ⅰ型とⅡ型)があるのですが、どちらもインスリン分泌が不十分~出ないことが原因で起こる疾患です。

糖尿病とは

 血糖値が上がることで様々な合併症が起こるのですが、その中でも特に3大合併症と呼ばれるものがあり、

  • 糖尿病性網膜症
  • 糖尿病性腎症
  • 糖尿病性神経障害

 の3つが有名ですね。このページで解説したのはその中の1つの糖尿病性網膜症だったというわけです。

 糖尿病性網膜症とルテインの関係について書きましたが、大事なのは糖尿病の治療と、血糖コントロールです。これを疎かにして、ルテインサプリだけを摂取しても何の意味もありませんので、間違わないでください。

オススメできるルテインサプリ

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